【この記事のポイント】
・妊娠中でもパーソナルトレーニングに通える?
・妊娠中にトレーニングが必要な理由
・いつから運動をしても大丈夫?
妊娠中に適切な運動やトレーニングをすることで、産後のマイナートラブルなどを予防することができると言われています。
ただ、「どんな運動をしたらいいのかがわからない」ということがありませんか?
そんな時にパーソナルトレーニングがおすすめです!
今回の記事では、妊娠中でもパーソナルトレーニングに通うことができるのか、妊娠中にトレーニングが必要な理由、絶対にやってはいけない運動など、気になる情報をまとめて紹介していきます!
妊娠中にパーソナルトレーニングを受けるメリット
妊娠中にパーソナルトレーニングを受けることで、多くのメリットが得られます。
ここでは、妊娠中のトレーニングの具体的なメリットを紹介します。
安全に体重をコントロールできる
妊娠中の体重管理は、母体と赤ちゃんの健康維持のために非常に重要です。
適切な体重増加は必要ですが、過度に体重が増えすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクが高まります。
自己流で運動を行うことは不安やリスクもありますが、パーソナルトレーニングであれば、専門知識を持ったトレーナーがマンツーマンでサポートしてくれます。
妊娠中に気を付けるべき「心拍数の管理」や「お腹に負担をかけない運動」を安全に行うことができるので、安心して体重コントロールに取り組めます。
出産・育児に向けた体力をつけられる
出産は大きな体力を必要とします。
初産では10時間以上、経産婦でも5〜8時間かかると言われており、出産後も赤ちゃんのお世話でまとまった睡眠を取るのが難しい日々が続きます。
こうした出産・育児に備えるため、妊娠中から体力をつけておくことが大切です。
パーソナルトレーニングなら、個々の体力や運動経験に合わせたプログラムを作成してくれるので、体力に自信がない方や運動初心者でも無理なくトレーニングを続けることができます。
気分のリフレッシュになる
妊娠中は、生活の中で多くの制約が生じ、ストレスを感じることが増えることがあります。
ストレス解消のために暴飲暴食に走る妊婦さんもいますが、これは母体や赤ちゃんにとって良くありません。
そんな時、適度なトレーニングはストレス解消に最適です。
体を動かすことで、気分がリフレッシュし、心身の健康を維持することができるでしょう。
パーソナルトレーニングでは、一人ひとりの状況に合わせたマタニティトレーニングが行われるため、安心してトレーニングを楽しむことができます。
妊娠中のパーソナルトレーニングは、安全な体重管理や出産・育児に備えた体力作り、そして気分のリフレッシュに大きな効果があります。
妊娠中にパーソナルトレーニングが必要な理由
妊娠中のパーソナルトレーニングが必要とされる理由は、妊婦の健康管理や出産準備に大きな役割を果たすためです。
ここでは、その具体的な理由を解説します。
体重増加の管理
妊娠中の体重管理は、母体と赤ちゃんの健康を守るために非常に重要です。
過度な体重増加は、妊娠糖尿病や高血圧などのリスクを引き起こしやすくなります。
適度な筋力トレーニングや運動は、体重増加をコントロールする有効な手段であり、American College of Obstetricians and Gynecologists(ACOG)でも推奨されています。
しかし、自己流で運動を行うと負荷がかかりすぎたり、逆に効果的でない場合があるため、パーソナルトレーニングを受けることで適切な体重管理が可能になります。
心身の健康維持
妊娠中は、運動不足や日常の制約からストレスや不安を感じやすい時期です。
妊娠中の適度な運動には、うつ病や不安の軽減効果があることが研究で示されており、エンドルフィンというホルモンの分泌を促進することで、気分の改善やストレス軽減に寄与します。
パーソナルトレーニングでは、妊娠中に必要な適切な運動メニューを提供してもらえるため、心身の健康維持に大いに役立ちます。
出産の準備
出産は体力を大きく消耗するプロセスであり、筋力と持久力が重要です。
特に、骨盤底筋を強化することで、分娩時の痛みの軽減や出産後の回復を促進する効果があります。
パーソナルトレーニングでは、妊娠中に適した筋力トレーニングを行うことで、出産に向けた体力強化が効率よく進められます。
正しいトレーニングの提供
妊娠中のトレーニングは、妊婦の状態に応じて適切な負荷やエクササイズが必要です。
自己流の運動では、負担がかかりすぎたり、不適切なフォームで行うリスクがあります。
パーソナルトレーニングでは、マンツーマンで個々の状況に合わせた指導を受けることができるため、妊娠中でも安全かつ効果的にトレーニングを続けることが可能です。
専門知識を持つトレーナーがサポートすることで、リスクを回避しながらトレーニングの効果を最大限に引き出せます。
妊娠中の健康管理と出産準備には、個々の体調に合わせたパーソナルトレーニングが最適な選択肢と言えるでしょう。
妊娠中にパーソナルジムを選ぶときのポイント
妊娠中のパーソナルトレーニングジムを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、妊婦さんが安心してトレーニングを受けるための選び方を解説します。
マタニティトレーニングに対応しているか確認
最初に確認すべきことは、ジムがマタニティトレーニングに対応しているかどうかです。
妊婦向けのトレーニングを行っているジムは限られているため、公式HPやパンフレットをチェックし、妊婦専用のプログラムがあるかを確認しましょう。
もしそのようなプランが明記されていなくても、妊婦さんのトレーニングを受け付けているジムもありますので、気になるジムがあれば直接問い合わせることをおすすめします。
安全にトレーニングできるか
妊娠中のトレーニングは、母体と赤ちゃんの安全が最優先です。
トレーナーがマタニティトレーニングに特化した知識を持っているか、妊娠中でも安心してトレーニングができる環境が整っているかを確認しましょう。
マタニティトレーニングに関する研修を受けたトレーナーが在籍しているジムなら、妊娠中の体の変化や注意すべきポイントを把握したうえで適切な指導が受けられます。
キャンセルポリシーが柔軟か
妊娠中は体調の変化が激しく、予定していたトレーニングを急遽キャンセルしなければならないこともあります。
そのため、キャンセルポリシーが柔軟なジムを選ぶことも重要です。
当日キャンセルが可能かどうか、キャンセル時に料金が発生するかなど、事前に確認しておくと安心です。
公式HPに詳細がない場合は、無料カウンセリングの際に必ず尋ねておきましょう。
実際のマタニティトレーニングの口コミをチェック
気になるジムを見つけたら、実際にマタニティトレーニングを受けた方の口コミを調べましょう。
マタニティトレーニングの口コミが多いジムほど、妊婦さん向けの指導経験が豊富で、安心して通うことができる可能性が高いです。
口コミやレビューを参考に、ジムの雰囲気やトレーナーの対応、指導内容を把握しておくと良いでしょう。
以上のポイントを押さえて、妊娠中でも安全に、安心してトレーニングが続けられるジムを選びましょう。
体力の向上やストレス解消に繋がり、出産・育児に備える準備も万全にできます。
妊娠中いつから運動をしても大丈夫?
妊娠中に運動を始めるタイミングについて悩む方は多いのではないでしょうか。
「妊娠中に運動をしても大丈夫?」と不安に思うこともあるかもしれませんが、基本的に健康な妊婦さんにとって、適切な運動は母体にも赤ちゃんにも悪影響を与えることはありません。
とはいえ、妊娠の進行具合や体調に応じて、運動を始めるタイミングを考えることが大切です。
妊娠12週以降が安心
運動を始める時期に関して、推奨されるのは妊娠12週以降です。
妊娠初期でも運動は可能ですが、この時期はつわりや体調の変化が大きく、流産のリスクが比較的高い期間でもあります。
自然流産の約80%が妊娠12週未満に起こるというデータもあるため、初期の運動は控えるか、軽めのストレッチやウォーキングなど負担の少ない運動から始めるのが良いでしょう。
また、妊娠初期はホルモンバランスの変化やつわりによって体調が不安定になる時期です。
そのため、無理に運動を始める必要はなく、体調が落ち着いた時期に合わせて徐々に取り入れていくのが安心です。
妊娠中期(16週以降)の安定期が運動に最適
妊娠16週以降の安定期に入ると、体調が安定しやすくなり、運動を行うのに最適な時期になります。
この時期は母体の血液循環や心肺機能も向上し、運動による体調改善や体力の向上が期待できます。
運動は、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の予防にも効果的であり、出産に向けての体力づくりにも役立ちます。
医師のアドバイスを受けてから始めよう
妊娠中の運動は、妊婦さん一人ひとりの体調や妊娠の経過によって異なるため、運動を始める際にはまず医師に相談することが大切です。
特に妊娠合併症がある場合や、過去に早産や流産の経験がある場合は、医師の指示に従って運動内容を調整しましょう。
妊娠中に絶対やってはいけない運動は?
妊娠中の運動は、母体と赤ちゃんの健康を維持するために有効ですが、注意が必要な運動もあります。
特に、妊娠初期や安定期に入る前は、体に負担をかける運動を避けることが重要です。
ここでは、妊娠中に絶対に避けるべき運動について解説します。
高強度のウェイトトレーニング
ダンベルやバーベルを使った高強度の筋力トレーニングは、妊娠中には控えましょう。
特に重い重量を扱う運動は、体に過度な負荷をかけ、腹圧が高まることで、妊娠中の血圧を上昇させるリスクがあります。
また、急激な動作や無理な力を加えることも避けるべきです。
ウェイトトレーニングを行う際は、軽めの重量で無理なく行うことを推奨します。
ジャンプなどのエクササイズ
妊娠中は、ジャンプやランニングなどのエクササイズを避けることが重要です。
これらの運動は、母体への負担が大きく、関節や靭帯へのストレスがかかります。
妊娠中はホルモンの影響で関節が緩みやすくなっているため、怪我のリスクが高まるからです。
安全な運動として、ウォーキングや軽いエアロビクス、プールでの水中ウォーキングがおすすめです。
うつ伏せや仰向けの姿勢を長時間続ける運動
妊娠中期以降、仰向けの姿勢を長時間続けると、子宮が血管を圧迫し、血流が悪くなる可能性があります。
また、うつ伏せの姿勢はお腹に直接的な圧力がかかるため避けるべきです。
ヨガやピラティスなどの運動を行う際も、体位に注意し、負担の少ない姿勢を選びましょう。
必要に応じて、トレーナーやインストラクターに相談することが大切です。
体をひねる動作やバランスを崩しやすい運動
体を大きくひねる動作や、バランスを取るのが難しい運動も妊娠中は控えるべきです。
バランスを崩して転倒するリスクがある運動や、過度に背骨をひねる動きは、お腹や腰に大きな負担をかける可能性があります。
妊娠中は体の重心が変わるため、バランス感覚が低下しやすく、転倒を防ぐためにも慎重に行動することが大切です。
まとめ
以上、「パーソナルトレーニングは妊娠中でも安心して通うことができる?」でした!
妊娠中のトレーニングは、体調や運動の強度に注意しながらであればトレーニングをした方がいいです。
体重のコントロールができ、産後の体力をつけておくことができます。
運動の仕方がわからない方はパーソナルトレーニングを選択するといいですよ。
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