【この記事のポイント】
・パーソナルトレーニングは腰痛に効果的?
・やってはいけない対処法は?
・日常から気をつけることは?
皆さんは「腰痛」を放置していませんか?
腰痛を放置しているとさらに痛くなるほか、腰以外の首や肩、膝なども痛くなってしまう可能性も…
今回の記事では、パーソナルトレーニングが腰痛に効果的な理由を詳しく解説していきます!
また、腰痛の改善にやってはいけない対処法、日常から気をつけることなど、腰痛に関する情報を詳しくお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください!
腰痛改善にパーソナルトレーニングがオススメの理由
腰痛がある場合でも、適切なパーソナルトレーニングを行うことで、筋肉量を増やし、腰痛を予防・改善する効果が期待できます。
ここでは、パーソナルトレーニングが腰痛に有効な3つの理由を解説します。
血流とリンパの流れが促進される
筋トレを行うことで血流やリンパの流れが良くなり、老廃物が排出されやすくなります。
これにより、腰痛の元となる炎症や痛みが和らぎ、代謝も向上します。
筋肉量が増えることで、体内の循環が改善され、腰の負担を減らすことができるため、痛みを感じにくい体質に変わっていきます。
正しい姿勢を保てるようになる
筋肉が増えることで、体を支える力が強まり、自然と正しい姿勢を保てるようになります。
弱くなっていた筋肉が鍛えられることで、姿勢の崩れや体の歪みが改善され、腰への負担が軽減されるのです。
正しい姿勢を保つことは、腰痛の予防に非常に効果的で、パーソナルトレーニングを通じて根本的に腰痛を防ぐことが可能です。
筋肉がコルセットの役割を果たす
腹横筋というお腹周りにある筋肉は、腰をサポートする重要な役割を果たします。
この筋肉は体幹を支えるコルセットのような役割を果たし、腹圧を高めることで腰への負担を軽減します。
また、腹横筋を鍛えることで、腰痛の予防だけでなく、便秘解消や臓器の位置を安定させる効果も得られます。
さらに、腹横筋はお腹の引き締めやウエストのくびれを作る筋肉でもあるため、見た目の向上にも繋がります。
男性も女性も、「腰痛改善」だけでなく、「お腹を引き締めたい」「シックスパックを目指したい」と考えている方にとって、腹横筋の強化は重要です。
パーソナルトレーニングを通して、腰痛改善と見た目の両方の効果を実感できるようになります。
参考記事:腰痛の方はパーソナルジムでトレーニングをしよう!! – Planche
腰痛を予防改善するためにオススメの運動
ここでは腰痛の予防改善にオススメとされているエクササイズを2つ紹介させていただきます。
ぜひ参考にしてください。
中臀筋トレーニング
やり方
壁や柱などに片手をつき、バランスを保ちましょう。
勢いを使わないようにゆっくりと挙げましょう。
注意点
- 骨盤が動かないように固定したまま片足を挙げる
- 腰が反らないように注意する
- 首や肩に力が入らないように注意する
胸椎エクササイズ
やり方
クッションがなければタオルを巻いたり、何かで代用してください。
背中が丸くなっているとうまくエクササイズを行えません。
開く腕を見ながら顔も上を向けましょう。
注意点
- 首や肩に力が入らないように注意する
- 深呼吸を繰り返しながら行う(胸を開く際に息を吐く)
- 骨盤が動かないように固定しておく
腰痛を解消するためにやってはいけないこと
腰痛に悩んでいる人が誤って行いがちな対処法を、3つのポイントで解説します。
正しい知識を持って、腰痛の根本的な改善を目指しましょう。
マッサージでほぐせば腰痛が治る
多くの人が、腰痛の痛みを緩和するためにマッサージに頼ります。
しかし、痛みが出ている部分が必ずしも原因ではありません。
マッサージによって一時的に痛みが緩和されても、すぐに痛みが戻ってしまうのは、根本的な原因が解消されていないからです。
特に、身体の片側に痛みが出ている場合は、身体の使い方に問題があることが多く、ただほぐすだけでは効果は期待できません。
正しい体の使い方や使えていない筋肉へのアプローチが必要です。
腹筋を鍛えれば腰痛が改善する
腰痛の改善を目指して腹筋を強化する人が多いですが、これは誤りです。
腹筋の筋力が弱いことが腰痛の一因である可能性はありますが、単に筋力を強化しても問題は解決しません。
なぜなら、腰痛を抱えた状態では正しい動作ができないことが多く、かえって腰に負担をかける可能性があるからです。
正しいフォームでトレーニングを行い、体全体のバランスを整えることが大切です。
柔軟性を高めれば腰痛を防げる
「柔軟性を高めれば腰痛を防げる」と思っている人も多いですが、これも誤解です。
柔軟性が高い人でも腰痛に悩むことは珍しくありません。
ストレッチだけで腰痛を改善しようとしても、一時的な緩和に過ぎず、根本的な改善にはつながりません。
柔軟性を高めるだけでなく、筋力バランスや正しい姿勢を意識することが重要です。
腰痛の改善には、体の使い方や筋力バランスの整え方を考慮したトレーニングやケアが必要です。
正しいアプローチで腰痛を予防し、快適な生活を手に入れましょう。
腰痛の主な原因は?
腰痛が起こる主な原因は、「筋肉の硬直」にあります。
この筋肉の硬直には、主に2つのパターンが考えられます。
一つは「スポーツなど過度な運動による筋肉疲労」、もう一つは「デスクワークなど長時間の座りっぱなしによる血流の低下や筋肉の硬直」です。
特に多くの人が悩むのは、後者の「座りっぱなしによる腰痛」です。
デスクワークや長時間の座り仕事では、腰や下半身の筋肉が硬直しやすくなり、血流が悪くなってしまいます。
一見、座っている方が楽に感じるかもしれませんが、実際には腰椎にかかる負担が大きいのです。
研究によると、立っている時と比べて座っている時の腰椎の椎間板にかかる圧力は約1.4倍、さらに前かがみの姿勢をとると1.9倍もの負担がかかることが確認されています。
このような姿勢が続くことで、腰の筋肉が硬直し、腰痛を引き起こす原因となります。
腰痛を防ぐためには、定期的に姿勢を正し、ストレッチや軽い運動を取り入れることが重要です。
特にデスクワークが多い人は、1時間に1回は立ち上がって体を動かすよう心がけると、腰への負担を軽減することができます。
腰痛にはどんな症状がある?
腰痛の症状には、痛みや痺れが特定の部位に現れるものと、広範囲に影響を及ぼすものがあります。
特定の部位が痛む
腰や背中、お尻、太ももの後ろなど、特定の部位に痛みを感じることがあります。
痛みの範囲は、指先~手のひら程度の小さな範囲で説明できる場合が多いです。
これらの痛みは、筋肉や神経の問題が原因であることが一般的です。
広範囲の部位が痛む・痺れる
腰だけでなく、太ももから足先まで痛みや痺れが広がるケースもあります。
これは、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアといった神経系のトラブルが原因であることが多く、広範囲にわたる症状が続く場合は、専門医の診断を受けることが推奨されます。
これらの症状を放置すると、日常生活に支障をきたす恐れがあるため、早めの対策が重要です。
普段から腰に負担をかけないためには?
腰痛対策として筋トレを行う際には、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。
以下に、ジムで腰痛対策を行う際の注意点を詳しく説明します。
姿勢に注意すること
筋トレや日常生活において、正しい姿勢を意識することは非常に重要です。
腰痛の原因の一つは、姿勢が崩れてしまうことです。
特に、デスクワークや長時間の座り仕事、前傾姿勢での家事などで腰に負担がかかりやすくなります。
パーソナルジムでは、トレーナーが常に姿勢をチェックしてくれますが、ご自身でも腰が丸まらないように意識してトレーニングを行うことが大切です。
正しい姿勢で筋トレを行うことで、腰痛を予防し、効果的なトレーニングが可能になります。
負荷と回数の設定
筋トレでは、適切な負荷と回数を設定することが腰痛予防に繋がります。
無理に重すぎる負荷をかけたり、過度に回数をこなそうとすると、逆に腰を痛めるリスクがあります。
パーソナルトレーナーが適切な負荷と回数を設定してくれる場合が多いので、自己判断で負荷を増やすのではなく、トレーナーのアドバイスを参考にしましょう。
筋トレは長期的に取り組むべきもので、焦らず少しずつ体を強化していくことが大切です。
医師の診断を受けること
腰痛は自己診断が難しく、原因がはっきりしない場合もあります。
パーソナルトレーナーはトレーニングのアドバイスはできますが、医療的な診断はできません。
もし、痛みが続いたり悪化した場合は、整形外科などの医師に診てもらうことをおすすめします。
思わぬ病気や怪我が原因で腰痛が起こっている可能性もあるため、早めに専門家に相談することが大切です。
正しい姿勢と負荷設定でトレーニングを行い、必要に応じて医師の診断を受けることで、腰痛対策を効果的に進めていきましょう。
まとめ
以上、「パーソナルトレーナーに聞く!パーソナルトレーニングは腰痛に効果的!?」でした!
パーソナルトレーニングを利用することで、「腰痛」の根本的な原因を解決することができます。
マッサージをして一時的にはよくなるけれど、また痛くなってしまう。
これは根本的な原因が解決できていない可能性が高いからです。
運動が苦手な人でも、パーソナルトレーニングなら体力レベルに合わせたメニューを指導することができるので、腰痛改善にはとてもオススメですよ!
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